私が遊戯王カードと出会うきっかけを与えてくれたのは父であった。

2020/01/13 ブログ
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私が遊戯王カードと出会うきっかけを与えてくれたのは父であった。小学校入学前の私は父と遊戯王カードを眺めていた記憶が残っている。当時、父は遊戯王カードの収集をし、時間が合えば友人と決闘をしていたようだ。その名残である「寄生虫パラサイト」や「人食い虫」といったおぞましいカードが今も押入れに残っている。父の影響を受け、私も幼いながらに遊戯王への熱を燃やしていった。保育園のお菓子には遊戯王シールの付いたウエハースが欠かせなかった。保育園のガキ大将にシールを取られまいとこっそりとウエハースを開けた覚えがある。小学校に入学する時には父は遊戯王カードを引退していたが、父のカードはしっかりと受け継いでいた。中でも私のお気に入りはエルフの剣士であった。レベル4のモンスターであり、カードパワーとしては限界があったが、イラストのカッコ良さはピカイチであった。小学生の間では遊戯王カードがブームとなり、授業後には皆が集合して友達の家や神社で決闘をした。外でやる機会が多く、カードが砂で汚れてしまうのも御構い無しであった。無我夢中で遊戯王にのめり込んでいた。皆がそうだった。その時ばかりは全員が熱くなり、勝負がついた時には仲間になっていた。中学校へと進学すると部活に打ち込むようになった。遊戯王カードを遊ぶ機会も仲間いなかった。その事にさえ気づいていなかった。そして、中学3年生となり部活動を引退した。高校受験を少しずつ意識する時になっていった。勉強に追われる日々の中で皆が重い空気を抱えていた。そんなある日、息抜きに部活仲間と遊んでいる最中、コンビニで遊戯王カードを見つけた。仲間に声をかけると昔話に花が咲いた。後日、懐かしの遊戯王カードを持って集合した。皆がルールを覚えている。知っている遊戯王カードばかりだった。大いに盛り上がった。小学校は違ったかもしれないが、皆が昔からの友人であるようにカードを通して楽しんだ。そして、成人を過ぎた今でも、度々遊戯王熱は再燃する。遊戯王カードを開ける時の高揚感も勝負での緊張感も今も昔も変わらない。多くの人を結びつける遊戯王カードに私たちは何度も惹きつけられる。それはこれからも変わることのない事実だと思う。