結果を出したいなら妄想を捨てよう!
現在のようにものが売れない時代。
たくさんの数をさばくのは難しい。
だからこそ、中小企業が生き残るには客単価をあげる必要があるわけです。
なので、普段のコンサルティングでは、
価格をあげるようにアドバイスしているのですが、
残念なことに、6割ぐらいの方は躊躇して
なかなか価格をあげようとしません。
価格をあげましょうというアドバイスをしても
「価格をあげたら客離れが起きてしまうのでは?」
と言われることがほとんどです。そして、
「客が離れたとしても、値上げして利益が増えているので結果的にプラスになるのでは?」
と再び提案しても、
「いや、売上が落ちるので、値上げするのは危険です」
と言われてしまい、値上げしようとしません。
★妄想にとらわれるな!
「価格をあげたら客離れが起きる」
「価格をあげたら売上が落ちる」
これって、勝手な妄想ですよね。
価格をあげてもいないのに、最初からマイナスの妄想を膨らませて
値上げすることを拒否しているわけですが、
はっきり言って、経営者がこういった態度をとってはいけません。
やる前からダメだと言ってやらないのは最悪の愚策。
経営者がもっともやってはいけない行為です。
確かに、価格をあげたら客離れが起きるかもしれない。
価格をあげたら売上が落ちるかもしれない。
でも、それはやってみなければわからないんですよね。
やってダメならまた元の価格に戻せばいいだけの話なので、
とにかくやってみることが大事です。
★とにかく試してみるという姿勢が大事
妄想にとりつかれている人は、何についてでも
「自分は本当にできるのだろうか」
「失敗するのではないだろうか」
と妄想を膨らませてやろうしないのですが、
せっかくのチャンスを失うだけなので、妄想は捨てましょう。
極論言えば、所得格差は行動格差。
行動する人と、グダグダ言って行動しない人の格差は拡大するばかりです。
行動する人は、さっさとやって結果を出している。
一方、行動しない人は、散々悩んで、決断したときにはタイミング遅れで
チャンスを失ったり、高値づかみをして損をする。
そして、結局やってもダメなんだと負の学習をして
さらにやらなくなるという悪循環に陥っています。
動かなければ結果は出ない。リスクをとって行動する人だけが勝利する。
それが、ビジネスの世界。
なので、とにかく試してみるという姿勢を忘れないようにしましょう。
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